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2020/02/09 07:41

コーヒー豆を焙煎する時は空気の流れで焼きます。
ガス調整など、最適な量や温度がありますがが、
森口さんは手が覚えているとの事。
私の相手をして頂きながらも慣れた手つきでスイスイ焙煎をする森口さん。
す、すごい…。さすが職人さんです…。

ガス圧は閉め気味で焼くと早く焙煎できるが、スモーク的な味が濃くなるとの事で、
部屋の空気を循環させながらゆっくり時間をかけて、焙煎しておられました。
なるほど、これが後味がスッキリしたコーヒーを作る秘訣でしょうか。

190度前後で豆がはじける。パチパチという音がします。
2回焼いてはじけさせるのがヨーロピアン。

おぉぉ…!
コーヒー豆がうっすら狐色に色づいて来たと思ったら、本当にパチパチ音がしてる!
少し、焙煎途中の豆を取り出して見せてもらいましたが、
さらに大きい音が聞こえてきました。
栗とか連想して少し怖かったです…飛んできて火傷するんじゃないかな…ヒィィ。
※特にはねたりする事はなく、無事に焙煎されてる皆の元へ帰って行きました(笑)



ちなみにヨーロピアンの由来も教えて頂きました!
ヨーロッパの人がこのぐらい焙煎したものしか飲まないんだそうです。

コーヒー豆は焙煎が終わると、冷却する場所に移動します。
タンクのような所で、底が網目になっていて下に空気や水蒸気が抜けるんだそう。
その先が何に繋がっているかという微妙な好奇心の元、行き先を辿ってみました。

なにやら、白い水がバケツにジャバジャバ注がれている。
あれ、なんだろう…。

 ・
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判明しました!
あの白い水に見える液体はカフェイン!!
なんと…カフェイン…。
カフェインって目に見える成分なんですね。


焙煎にかける時間は、大手では4分程度
だから半日で8トンも生産が可能なんだそうです。

大型の焙煎機で「温風」を送風するので、
一度にたくさん焙煎でき、焼き上がりの色はすごく綺麗。
しかし芯まで火が通ってない事もあり、
その場合、後味も良くない、胃がもたれる感じのコーヒーが出来上がる。
私個人としてはご勘弁願いたいところです。


グリーンアイズでは20~25分程度かけてじっくり焙煎し、
一ヶ月で2.5トン程度の生産量。
時間・手間をかけているので後味がスッキリしたものが出来上がる。
やっぱり良いものを作るには労力が必要なのね…。


そうして、十分に熱を冷ました豆は別の入れ物に入れて保存されていました。



ふと横を見ると、なにやら色々箱が分別されて保管されていました。
なんだろう?
よく見ると豆の大きさが違うような?

実のところ、原産地によって色々特徴があるという事でした。
ブラジル産のコーヒー豆は軽い。
グァテマラは肉厚である、など。
実際に少し豆を観察させて頂いたのですが、
ブラジル産の豆は本当に軽い!あきらかに軽い!
ほぼ同じような大きさなのにここまで違いが出る事に、またウロコポロリ。



コーヒーを焙煎するところが見られるとは思っていなかったので、
とても楽しんで見学できました♪


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