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2020/02/09 07:34
安全なのはあたりまえ、美味しいコーヒーを飲んでもらいたい!
コーヒー豆の種類と特徴グリーンアイズでは、なるべく、小さな農園で日本のJAS認定や海外の有機認証団体の認定を受けた 無農薬、無価格肥料で作られ、フェアトレードで輸入された原材料を使用しています。 |
甘み・香り・酸味のバランスがよく、飲みごたえのあるコーヒーです。 珈琲生産国の典型である貧困からくる政情不安、換金作物であるコーヒーは総輸出額の30%を占め、サンタフェリサ農園のコーヒーはオーガニックで生産されフェアトレードで輸入されています。 私はこの豆に出会って非常にうれしく思っています。 この農園の地域であるアンティグアは、グアテマラシティの西南にあたります。 コク、酸味、香りに優れブルーマウンテン、モカマタリとならんで高級品のひとつと言われています。 1500mの高地で収穫され7段階ある等級も最上級のSHBです。グァテマラ アンティグア SHBは絶対におすすめです。 ※SHB・・・ストリクトリー、ハード、ビーン ペルー 味が偏らない酸味・苦味・コクの柔らかい中性的な味です。 産地はクスコやマチュピチュ遺跡の更に奥地のペルーの中北部の山岳地帯にあるキジャバンバ地方です。 1800m地帯にこの農園があります。農園で水洗い、乾燥、果肉除去が行われ、 コクラ農業組合(各農園に対し、フェアトレードのお金の分配、有機農業の指導、女性の地位向上等を行っている) に持ちこまれ精製され輸出される。コーヒーは大粒で明緑色の豆です。 味は偏らない酸味、苦味、こくの柔らかい中世の味です。アンデスの高い山脈を望みながら、 インカの先住民の末えいの人々が大事に作ったコーヒーです。 ブラジル 爽やかな苦みと柔らかい甘みがあります。 ブラジルでは機械化された大農園でコーヒーが作られています。 車で農薬を散布し易いように平らな低い土地にコーヒーの木を密集して植え大量の化学肥料や農薬を使う悪循環の農業を行ってきました。そんな中、皆様にお届けするコーヒーはミナス・ジェライス州の山岳地(1000m~1500m)にあるジャカランダ農園で有機栽培で作られたものです。 天日乾燥100パーセントで作られるブラジルのコーヒーは爽やかな苦味と柔らかい甘みがあります。 森口氏がオーガニックコーヒーだけで珈琲屋を始めようと思ったきっかけの豆です。土の香りのするコーヒーを飲んでみて下さい。 メキシコ いい加減な焙煎による後味の渋さやエグミではなく、爽やかな酸味をお楽しみください。 ガテマラ国境に近い山岳地帯、1500mにある「オルガニコ」(有機農業)を促進しているサンフェルナンド農民生産者共同組合によりフェアトレードで輸入されています。 「大地と共に生きる農民」~土地を汚さず、自然の力(農業や化学肥料を使わない)を活かした農業です。 グァテマラの濃い緑色の生豆に比べ大粒の緑黄色の生豆です。 アラビカ種の豆で水洗式で作られています。クセが無く良質の酸味があります。 酸味があるというと敬遠されがちですが、いい加減な焙煎(高温度で短時間煎る)による後味の渋みやえぐ味じゃない本来コーヒーが持っている爽やかな酸味です。 東ティモール 強い独特の香りがあり、ミルクコーヒーにしても負けない苦味と深いコクがあります。 虐殺と壮絶な紛争の末、東ティモールがようやく独立したのア2002年のことです。全人口の25%の人達が珈琲豆の生産で暮らしています。 外国資本が独占してきたコーヒー産業を東ティモールの人たちが、珈琲の木の育成、実の収穫、乾燥、脱穀という作業を生産者が協力して行っています。農業や化学肥料は一切使用していません。 珈琲の味は強い独特の香りがありミルクコーヒーにしてもミルクに負けない苦味と深いコクがあります。 アジアでは希少アラビカ種で水洗式で作られています。 モカ 強い香りと独特の酸味を持ったコーヒーです。 モカはブルーマウンテンと同じぐらい有名な銘柄です。 もともとエチオピア、イエメンでとれる物をいいます。コーヒーのルーツであるエチオピア・モカは、強い香りと独特の酸味が特徴です。 しかし非水洗式(天日乾燥だけ)で作られたモカは、発酵豆や不純物がよく混ざっています。 その発酵した豆の味をモカの酸味だと思って飲んでいる方が多いと思います。 今回お勧めするウォッシュト・モカは、水洗式(水で未熟豆や発酵豆を荒い流す)でオーガニックで作られています。モカが持っている本来の酸味を味わって下さい。 キリマンジャロ グレード最上級のAAで、強い酸味と甘い香りを持つコーヒーです。 タンザニアのキリマンジャロ山の南の裾野、モシで収穫されるキリマンジャロコーヒーは世界的にも優秀なコーヒーの1つです。 大粒で緑灰色の生豆、比較的強い酸味と甘い香りを持つコーヒーです。 残念ながら、まだ完全に有機栽培ではありません。 KNCU(キリマンジャロの先住民生産者協同組合)という生産組合で有機栽培に転換するという方向でつくられています。 フェアトレードによって輸入されています。最上級のAAです。 味はケニアに近いですが少し香り、酸味が強いです。 ウガンダ アフリカ産では珍しい、クセのないさっぽありした味わいのコーヒーです。 ウガンダのアラビカコーヒーは、南西にあるルウェンゾリ山や西ナイルのエルゴン山野標高1300~2300mで生産されています。 ウガンダでは輸出の利益の半分をコーヒーが占めており、アフリカではエチオピアに次ぐコーヒー生産国です。 農民の25%がコーヒー豆の生産活動に従事しています。 ウガンダコーヒーの売り上げの一部はエイズや内戦で親を失った子供たちの支援や学校建設に送られています。 コーヒーは自然の栄養だけで育っている有機栽培でフェアトレードの豆です。(有機JAS認証・フェアトレード) ケニア 深いコクと甘みのあるコーヒーです。 キリマンジャロの北のケニア山、ふもとの高山にあるキアオラ農園の豆です。 イギリスの植民地時代には農薬、化学肥料を大量にしようする農業が行われていました。 独立後はキクユ族やカンバ族が自分達の土地や健康を守るため有機栽培農法に転換し認定を取得しました。 ケニアではコーヒーが最大の換金のための作物で農作物より優先されています。 珈琲の値段は消費国が一方的に決定し相場が下落するとケニアの人々は食料を輸入することが出来ません。 このキアオラ農園の豆は良質なものを適正な価格で輸入されたものです。 甘い香りと強い甘味、切れの良い酸味を持ったアラビカ種(水洗式)の豆です。 ハイチ 酸味もコクも香りもすべてに優れ、柔らかいバランスのトれたコーヒーです。 農薬や科学肥料に頼ることがなく、事実上の有機栽培が行われて来ました。 配置は中米カリブ海に浮かぶ島のドミニカ共和国の隣、海を隔ててきゅ^歯、ジャマイカと向き合う位置にあります。 ジャマイカのブルーマウンテンが有名なため、ハイチやドミニカの珈琲がジャマイカに運ばれ、ブルーマウンテンコーヒーとして売られたり、日本ブルーマウンテン珈琲として売られている珈琲の中身が実はハイチ、ドミニカ、キューバのものだったりします。 ハイチでは、以前から農薬や化学肥料に頼らずコーヒー栽培がおこなわれてきました。事実所の有機栽培といってもいいでしょう。 ハイチのコーヒーは、酸味、コク、香りのすべてに優れ非常にバランスの良い豆です。 ハイチは人口の80%が貧困状態で、西半球で一番貧しい国と言われています。 2010年には大地震にも見舞われ打撃を受けましたが、毎年のように巨大なハリケーンによっても多大な被害を受けており、なかなかうまく珈琲が日本に入荷しません。 RECOCARNOからフェアトレードで輸入されたコーヒーのブルーマウンテンに負けない味をご賞味下さい。 ガヨマウンテン 強いコクと香りの濃厚な味 インドネシア アチェ地方のガヨ高地で作られています。 20年程前より、インドネシア政府がアチェ地方を国際的な観光地として開発し始めコーヒーにも力を入れだしました。 コーヒー栽培に適した土地なので、有機農法で作られたオーガニックの認証も取っています。 同じインドネシアでとれるマンデリンと似て強いコクと香りがありますが、あと味にマンデリンよりも透明感があります。 最近アチェ地方が大地震による大津波で破壊的な被害にあいました。その港からやってきたコーヒーです。 ラオス 味はさっぱりとしたクセのない美味しさです。 ラオスはベトンム、カンボジア、タイに囲まれたインドシナの内陸の国で、メコン川の流れる仏教の国です。 ラオスには高地が多く、珈琲栽培に適した気候です。ラオス南部のボラベン高原のカトアット村、トンシット村、ベン村の珈琲生産者グループが仲買業者を経由せず、生産者が直接海外のグループと契約しています。 アラビカ種のコーヒーを栽培から加工まで自らで行い、水洗式で作られています。 フェアトレード団体の支援のもと生産者がすべての工程から輸出までを取り仕切っています。 インド 独特の香りがあり、癖のない味のコーヒーです。 インド初のインド南部に住む指定部族ギリジャン(森の民)が作り上げたバイオダイナミック・コーヒーです。 指定部族農業協同組合、ナアンディ基金、アラク・オリジナル社の三者協定から誕生しました。 農協は、農民のコーヒー栽培、買い上げ、支払いを行い、ナアンディ基金はオーガニックとフェアトレードコーヒー実践のためのトレーニングを行っています。 パルプドナチュラル製法でつくられているので、その甘みを感じられます。 ネパール 苦みとやわらかな甘みのバランスが良く、後口が爽やかなコーヒーです。 ネパール・ラリトブル郡の標高120mのやママに位置するトゥラドゥルング村では、コーヒーの実る乾季、日中は太陽の恵みいっぱいに受け暖かく、夜はヒマラヤの厳しい冷気を受け冷え込みます。 この寒暖差が深い味わいのアラビカ・コーヒーを生み出しました。 有機栽培にもチャレンジし、NASAA「オーストラリア有機栽培認定証明書」の認知を得ました。 コーヒー豆の一粒一粒を摘み、皮むきや選別作業などもすべて手作業で行われています ルワンダ 華やかなコーヒーの香りの中に穀物系の甘い香りを感じる他の豆では味わえない珈琲です。 東アフリカ、タンザニアとウガンダに隣接するルワンダは「千の丘の国」と呼ばれるほど丘陵地が多く、火山灰土壌の高地(1600~2000m)は良質の珈琲栽培に適しています。イギリスのフェアトレード団体TWN(第三世界情報ネットワーク)と提携し、フェアトレードで湯有しています。 ルワンダでは多くの小規模な農家が化学肥料を買う資金もなく、結果的にオーガニックコーヒーなのです。 小規模農家で手間をかけて育てたコーヒーは手作業で収穫され、丁寧に水洗いされてからゆっくりと自然乾燥させたのち、精製されます。 講師て完成したルワンダコーヒーの生豆は、やや小ぶりな柄豆自体がふっくらとして水分を多く含んでおり、良い具合に中深炒りすると最高に芳醇を放ちます。 |